燕の宝 HIEN

幻の古代米と呼ばれる、
新潟県だけにしか栽培が許可されていない、
紫黒もち米、紫宝。

豊富な栄養を含んだ紫宝は、
からだにやさしくて、
おいしいものをつくることに
相応しいお米です。

HIENは、
新潟県燕市の農商工が連携し、
美と健康と郷土愛を合い言葉に、
紫宝の普及と食の豊かさを求めつづける、
ローカルフードブランドです。

燕市が生んだ、さまざまなおいしさを
どうぞお楽しみください。

燕市と自然環境


燕市は新潟県の県央に位置し、
越後一宮と呼ばれる弥彦山[標高634m]と、
俳人良寛ゆかりの国上山[標高312 8m]から臨む蒲原平野の一角に位置し、
土壌・水源・日照に恵まれた穀倉地域です。

夏の平均気温は27℃程で、降水量は7、11、12、1月が多い、
典型的な日本海側気候です。
燕市は金属加工業で有名ですが、元々は農村の副業が始まりです。
現在でも兼業農家が多く、
農地は土地面積の51%で工業用地は27%程です。

燕市は昔から鳥のツバメが多く、
農家の軒先や商店の軒先に巣を作ります。
春から夏にかけては、餌の虫が田んぼに多くいる事から、
田んぼの周りの電線に列を作って留っています。

燕市に流れる中之口川の中州はしらさぎの生息地になっています。
冬になると田んぼに降りてきて、
秋に収穫した稲の取りこぼしの米や、
水田の土の中の虫を雪をかき分け食べています。
また、春の分水おいらん道中で知られる市内の大河津分水は、
白鳥の飛来地でもあり多い時には、
1 000羽以上の白鳥の群れが飛来します。
冬の燕市の水田で見かける事が出来ます。

町の中のつばめ


日本野鳥の会の調査では、
最近ツバメを見なくなってきたと約4割の人が感じているそうです。
ツバメは水田では稲の虫を食べてくれます。
南の国から渡ってきて、古くから里山の自然の中で生きてきた、
人と自然との共存を象徴する野鳥とも言えます。
燕市では以前から商店街の雁木にツバメが巣を作り、
商店の人達は歩行者に糞が付かないよう配慮するなど、
ツバメが巣立つのを暖かく見守っていました。
しかし、アーケードが老朽化し撤去されると同時に、
町中では目にする事が少なくなりました。

米づくりの農薬と環境


紫黒米は玄米で食するので、生産者は農薬を果皮・種皮に残さないよう、
時期を見計らい、極力減農薬に努めています。
収穫後の残留農薬の検査結果でも全くと言っていい程、検出されていません。
また、ミツバチの減少など、自然の生体系に影響が出始めているとされ、
海外では使用を禁止されているネオニコチノイド系農薬ですが、
私たちが育てている紫黒米「紫宝」では、使用しない事を決定しました。
ツバメやミツバチも寄りつかない水田のお米は人にもオススメできないと考えています。
※残留農薬検査…(財)新潟県環境衛生研究所
※ミツバチの生態系にも配慮した安心安全減農薬栽培…206項目の残留農薬検査を実施

紫宝と健康


紫黒米「紫宝」の果皮・種皮に、
ポリフェノールの一種であるアントシアニンを含んでおり、
他にもカルシウムやカリウム、鉄分、
ビタミンなども豊富(白米の2~3倍)に含んでいます。
毎日の食事で手軽に健康成分を摂取することができ、
ガンや生活習慣病の予防にも期待されています。

紫黒米の健康三要素


◎抗酸化作用(ポリフェノール)
活性酸素の発生を抑制し、細胞の損傷を防ぐほか、
血圧抑制、肝機能向上、視力向上など。

◎吸着作用(食物繊維、ナイアシン)
脂肪やコレステロールを吸着し、便秘解消や体脂肪低減など。

◎代謝促進・滋養強壮(鉄分、ビタミン)
栄養補給、貧血予防、免疫力向上、血行不良(冷え性・肩こり)の改善など。

ポリフェノールについて


人が呼吸をする限り、常に活性酸素が生じます。
活性酸素は体内に侵入した細菌を撃退してくれる重要な物質ですが、
ストレスや喫煙、飲酒、不規則な生活などによって過剰に発生し、
正常な細胞をも攻撃してしまいます。
ポリフェノールには活性酸素の過度の発生を抑制する働きがあり、
紫黒米などに含まれるアントシアニン系の色素は、
この働きが特に強いことが報告されています。
しかし、アントシアニンの効果は数時間程度しかないことから、
毎日こまめに摂取することが大切です。

紫宝と美の関係


黒米には酵素の活性を抑制する働きがあります。
酵素はシミやくすみの原因であるメラニンを作りだす働きや、
美肌成分であるヒアルロン酸、コラーゲン、を壊す働きを持っています。
黒米はこれらの酵素活性を抑制する働きがあるため、
ハリや弾力、潤いのある美しい肌を保つ事ができます。
また、黒米には髪に必要なビタミン類、鉄分、カルシウム、
マグネシウムや亜鉛といった栄養分が多く含まれているため、
黒米を食べ続けていると肌がなめらかになる、
髪の毛が黒くなり若返ると言われています。

紫宝の味

紫黒米「紫宝」は、
一般の精白米より甘みが強く、
他県産黒米より
さらに甘みが感じられます。


下記は、
味覚センサーによる
味評価に基づく
主成分分析結果です。
※「一般米」は精白米、それ以外の新形質米は玄米を使用
引用した図表(小林和幸、新潟県農業総合研究所研究報告第10号、2009年)

農家の経験と知恵、
そして新潟県一


HIENブランドでは、紫宝の米作りから取り組んでいます。
種もみは、新潟県から直接分けて頂いた純粋なものを使い、
農薬は必要最小限に抑え、残留農薬検査で安全性の確認もしています。
本来、黒米は気温が低い中山間地で栽培されることが多いですが、
この平地で品質の良い真っ黒な紫黒米「紫宝」が栽培できるのは、
熟練した生産者の経験と知恵、そしてこだわりの賜物です。
協力農家は数年前、黒米を一町(十反、9 900㎡)栽培していた事があります。
新潟県一の栽培面積です。